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Coffeeコーヒー

普段何気なく飲んでいるコーヒーが、私たちの口に運ばれるまでには、複雑で手間のかかる過程があります。

コーヒー豆は農作物であり、植えられてから実を結ぶまでの過程には、雨量、標高、気温、日照量、品種などさまざまな要素が味や生産量に影響します。さらに、収穫方法や精製方法によって、同じ土地で育ったコーヒーでも異なる味や香りを楽しませてくれます。

美味しいコーヒーを届けるため、農園から消費国まで、全ての過程で、できる全てのことをやる。私たちが農園だからこそ、実現した1杯のコーヒーへのこだわりです。

PROCESSプロセスへのこだわり

我々は3つの異なるプロセスによって、品種ごとの個性を活かしています。

ナチュラルプロセスNatural

ベリーや赤ワインのように
芳醇なボディと華やかな香り

果肉を除去せずそのままアフリカンベッドで約3週間乾燥させます。
果肉に含まれる甘味やフルーツのような味わいを十分に豆に浸透させ、とてもリッチな香りになります。
果肉のまま乾燥させるため、腐敗を起こさないよう十分なケアが必要ですが、その分豊かな味わいと風味が生まれます。

酸味

4
苦味

2
甘味

3
コク

3
香り

5

ハニー／セミウォッシュ
プロセスHoney/Semi-Washed

オレンジのようなフルーティな甘味と
爽やかな酸味

パルパーによって果肉を除去したあと、発酵槽に入れずにそのままアフリカンベッドに寝かせて天日干しにします。
ミュースレージの糖分を吸収し、爽やかな酸味と甘みが広がります。

酸味

4
苦味

3
甘味

4
コク

3
香り

4

フルウォッシュドプロセスFully Washed

タンザニアで伝統的な精製製法でありボディもありながらクリーンカップですっきりとした風味

収穫したチェリーから、その日の内にパルパーによって果肉を除去し、発酵槽で12～24時間発酵させることで、表面のミュースレージ（粘膜）が分解され、除去されます。
ンゴロンゴロの山から流れる湧き水を使ってウォッシュし、浮遊検査で重い豆と軽い豆に選別したのち、アフリカンベッドに寝かせ2週間ほどかけて乾燥します。

酸味

3
苦味

4
甘味

4
コク

5
香り

4

Farm農地へのこだわり

100年続く農園を引き継ぎつつ、良質なコーヒーにさらなる改善を加え、私たちの農園は進化し続けています。

土壌へのこだわり

より良いコーヒーを作るために、長い年月をかけて土づくりから改良を進めています。
現地の乳牛による牛肥の活用などを検討し、環境負担が少なく、その土地の土壌に合った土づくりを目指しています。

品種へのこだわり

品種はアラビカ種のブルボン・ティピカ系統であるブルーマウンテン種・ケント種・SL28種が中心
タンザニア政府の農業研究機関であるTaCRI（Tanzania Coffee Research Institute）とも協力しながら、その土地の土壌に合った最適品種を探しています。

育成へのこだわり

出荷先のドライミル（脱穀・選別所）で品質を確認する前に、農園においても光スペクトラムを用いた生豆分析を行い、現場でスピード感を持って品質管理・向上に取り組んでいます。

収穫へのこだわり

熟練したピッカーの手で、赤く熟した成熟豆だけを選んで収穫しています。
収穫した豆はその日のうちに精製にかけることで、鮮度や風味を保っています。

Plot management管理方法のこだわり（プロット管理）

各農園はそれぞれ10～30程のプロット（区画）に分けられており、各プロットによって、樹齢・日照量・標高・気温・実の成熟度・土壌の条件等が違います。
そのため、各プロットを注意深く管理しながら、それぞれに適切な育成方法でコーヒーを生産しています。

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